こんにちは あきらです。
今回は、30歳のときに適応障害と診断された僕の経験と、適応障害への僕の対処の方法をお伝えしたいと思います。
結論
ストレス原因を自分で見つけて、その場を離れるしかない。
適応障害は、多くの場合治るものではない。
僕の経験を元に詳しく書いていきたいと思います。
適応障害になった
適応障害とは、うつ病のような心の病です。
ある特定の状態・条件の時に、頭痛・吐き気・下痢・不眠・立ちくらみ・記憶障害など、体に様々な症状が出てきます。
僕は昔から精神力は強い方でした。
「両親の離婚」や、学生時代に「半分いじめ」のようなことを受けた時期がありました。
また、社会人になって寿司屋で働いたり、元反社のような人の下で働いたりと、様々な経験がありましたが、今までは精神を病むようなことはありませんでした。
そんな僕でも適応障害になりました。
どんな症状が出るのか
僕の場合は、仕事の人間関係や、勤務体系、育児や父の入院など、悩みが重なったのが主な原因でした。
特に職場内の人間関係が主な原因だったと思います。
その為、仕事に行く前日は、眠る前に下痢になる。
通勤中に頭が痛くなり、さらには他の人の運転はもちろん、自分で運転している車でも酔ってしまう。
家庭でも妻との会話内容が飛んだり、日々頭痛に悩まされていました。
最終的には、仕事で大きなミスをしたのですが、ミスをした前後の記憶が曖昧でした。
仕事に支障が出ると、お客さんにも迷惑をかけてしまうので、ここで精神科を受診することにしました。
精神科は早めに行きましょう
精神科に行くとなると、とても重たい症状がないとダメとかそう言ったことはありません。
精神科というのは意外と適当なところが多いです。(経験談)
僕の受診した病院の先生は、めちゃくちゃ適当でした。
思いつめて、ようやく重い腰を上げて精神科の受診をし、自分の症状や、どういう時に体調を崩すのかなど説明した後、先生が言い放った衝撃の言葉。
「そんなこと気にしなければ良いじゃない」
正直、引きました(汗)
精神科はできるだけ受診したくない、限界まで我慢して受診した僕が悪かったのかもしれませんが、「気になければ良い」で済まされてしまった。
その後も少し話して、適応障害と診断されたのですが、当日診断書も出さない、薬は僕にどれぐらい欲しいか聞いてくるなど、本当に適当な先生でした。
僕はその病院には二度と行かないと誓いました。
後から調べると、精神科を開業するには、医学部を卒業して、2年間の実務さえ積めば良いのだそうです。
答えのない精神面の治療なので、なかなか基準は大変かもしれませんが、頼っても自分を治すための特効薬のようなものはもらえません。
なので限界まで我慢するのではなく、早めに受診して、心が壊れる前に自分に合う精神科を見つけておく方が重要だと思います。
繰り返しますが、限界まで耐えて壊れても、特効薬なんてありません。
僕の場合は、会社に適応障害と伝えると、すぐに2週間の休みをくれて、さらに職場を変えてくれる手続きを翌日にはしてくれました。
そのおかげで、僕は壊れる手前で耐えられましたが、多くの人はその前に自分の体調としっかり向き合い、早めに改善策を取りましょう。
症状の改善
適応障害は、ある一定の条件で体調を崩す特徴がある為、職場・周りの人間が変わると僕の場合は1ヶ月ほどで症状が治りました。
冒頭にも言いましたが、適応障害は多くの場合「完治」というものがないそうです。
トラウマに近いもので、適応障害の原因になったものは取り除くことが相当難しいです。
僕の場合は、職場が変わり、周りの人も変わったので1ヶ月ほどで私生活での症状はほとんど無くなりました。
ですが、前の職場の人と引継ぎなどで話をすると、頭が重くなるような感覚がいまだにあります。
適応障害を治すためには、まずはストレスの原因となる職場や、人間からできるだけ離れましょう。
適応障害の症状がある中で、仕事や人間関係を続けると、うつ病など、より重たい病気の引き金となってしまいます。
僕ぐらいの軽い症状なら休養をしっかり取れれば、1ヶ月ほどで私生活では問題がないぐらいに改善します。
しかし、もっと重たい症状になると、回復に2年から5年。
もしかすると一生病気と付き合わなければならなくなるかもしれません。
そうなる前に逃げましょう!
距離を置くことが何よりも重要です。
仕事を失ったり、収入が減ってしまったりと、最初はもしかしたら辛いかもしれません。
しかし、自分の体があってこその人生です。
辛いことから離れることで、新しい面白いことが見つかると思います。
まとめ
適応障害は精神が強くても弱くても、関係なく誰でもなり得ることです。
人生先は長いものです。
もし心当たることがあれば、早めの受診をしましょう。
原因となるものがはっきりとわかっていて、それが辛かったら逃げることも大事です。
耐えることが日本人の美徳とされていますが、あなたが壊れてはなんの意味もありません。
自分に素直に、楽しい人生をあなたが歩めることを応援します。