カフェイン断ちを2週間やってみた
結果、焦燥感がなくなり心に余裕ができた
カフェイン断ち生活を2週間続けてみた結果、いつも何かに急かされているような焦燥感がなくなり、心が穏やかになりました。
なぜ私がカフェイン断ちをするに至ったのか、
カフェインの実は恐ろしいこと、
カフェインの1日の摂取量など詳しく述べていきたいと思います。
実践し始めたときは、二日酔いのような頭痛に悩まされたりと苦難の連続でしたが、
今では落ち着いた時間が手に入りました。
カフェイン断ちを決めたきっかけ
私は、心の病を患いました。
病名は「適応障害」
会社の中の人間関係や、お客様とのやり取りに心が壊れて、不眠になってしまったり、人混みが苦手になってしまいました。
一番ひどい時は、出勤前日の不眠、下痢、
最終的には自分の運転する車で酔ってしまう。。
現在は休職中なのですが、休職しても何かに追われているような焦燥感に襲われていました。
そこでいろいろ調べてみたところ、なんとカフェインの取りすぎが原因かもとの記事を見つけました。
カフェインは覚醒作用があり、眠気を覚ましてくれたり、集中力を上げてくれたりと良い効果もあります。
しかし摂取量を超えてしまうとカフェイン中毒になったり、不眠など、脳が休まらない状態が長く続くなどの体に悪いことも起こり出します。
私は、適応障害と、カフェイン中毒だったのか・・
私の場合は、1日に5杯以上は毎日インスタントコーヒーを飲んでいました・・・
私の心の病は、仕事の面ももちろん大きいですが、カフェイン中毒に当てはまる症状も多くみられました。
私には2人の子供がいます。その子供のちょっとしたわがままや、夜泣きで私は機嫌を悪くしていました。そのほかにも本当に些細なことでも苛立ちが絶えませんでした。
カフェイン断ちをはじめてから、妻に言われたのが、
「コーヒーやめてから、あんまり怒らなくなったね。」
と言われてから、ハッとしました。
妻いわく、夜泣きの時に子供を落ち着かせることは、もちろんですが、
私を怒らせないように気を遣っていたそうです。。大変申し訳ない・・
そう言われてみると、コーヒーを飲まなくなってから、確かに子供にイライラしてしまうことが減った気がします。
心にゆとりが出てきました。
脳を覚醒させるカフェインですが、常に覚醒状態にあると、脳が休めなくなり、小さなことでも気になり、イライラする。そう言うことが頻繁に起こります。
この状態がカフェイン中毒がもたらす影響です。
カフェインの摂取をやめるとどうなるのか
カフェイン断ちを始めるとさまざまな影響があります。
禁煙を始めた時に似ているのですが、毎日コーヒーを飲んでいた時はそんなに意識しませんでしたが、1日めから無性にコーヒーを飲みたくなりました。
段々と集中力も落ちていき、頭の中はコーヒーのことばかり。
さらに2日目から4日目までがめちゃくちゃ辛い状態になります。
二日酔いのような頭痛が続くのです。
ここまで自分がコーヒーに依存していたのは想定外のことでした。
5日目からは、コーヒー飲みたい。と思うものの、きつい・しんどいという感情はありません。
最初の4日間が地獄ですが。
カフェイン中毒の状態から、普通の脳の働きに戻すまでは、大体2週間ぐらいとされています。
カフェインは何に入っているか。
カフェインは、コーヒー、緑茶、紅茶などは有名です。
色々な飲み物にカフェインは入っているので、カフェイン断ちを行う際は飲み物には注意したほうがいいでしょう。
カフェインレスコーヒーなどもありますが、脳が過敏に反応してしまい、ストレスが大きくなるそうなので、控えたほうがいいでしょう。
私の場合は、麦茶と水しか飲みませんでした。
さらにチョコレートにもカフェインは含まれています。
イライラするのを抑えるために、チョコでも食べようかと思っていたのですが、調べてみるとだめ。。
とにかく自分が食べるもので、不安があれば調べてから食べましょう。
辛さを乗り越えた先に待つ、落ち着いた心と時間。
カフェイン断ちを2週間乗り切る頃には、自分でも心や脳の変化に気がつけると思います。
私の場合は、将来への不安、現状への不満、他人や周りの物事への過剰な反応。
今までどれだけ考えすぎていたのかを認識することができました。
脳がどれだけ疲れていたことか・・
時間が少しでも空いたら何かに悩んでいた自分が嘘のように落ち着きを得ることができました。
子供が泣き叫んでも、夜泣きをしても、他人の小さなミスなども寛容になります。
もし自分が細かいことを気にかけすぎてる方がいらっしゃれば、カフェイン断ちをやってみると治るかもしれません。