新型MacBook Proが我が家に到着して、今までのノートパソコンの常識を覆すような働きをしてくれています。

デスクトップを別に買うなら、このMacBook Proの最上位モデルを購入した方が間違い無いでしょう。

新型MacBook14インチ・16インチモデルになってここがよくなった!!

Proチップ・MAXチップの性能について触れていきたいと思います。

新型MacBook Proになってよかったところ。

まずは外観から。

大きなデザインの変更がありました

今までの丸みを帯びたフォルムではなく、フラットになり、昔からマックを持っていた人にとっては、少しレトロな感じがあるそうです。私が初めて見た時は、スペックに期待を寄せていたせいか、このフォルムが神々しく感じました。

重量は1.4キロから、1.6キロに変わりました。

200グラム重くなり、よく持ち運ぶ方には大きな変化かも知れませんが、スペックも格段と上がっているので、200グラムぐらい我慢できてしまうと思います。

 

ポートの数が増えました

SDXCカードリーダー・HDMI出力・ヘッドフォンジャック・3つのThunderbolt 4ポート・MagSafe 3で高速充電。

USBーCのポートは、数が増えたのもあります、何より両脇についたことにより、利便性が大きく上がったように思えます。モニターの位置やつなぎたいハブなど、いちいち方向を考えておいていた方も多いのではないでしょうか?

個人的に便利なのは、カードリーダーとマグセーフです。私は一眼レフで動画や写真を撮っているのですが、わざわざハブを使わずにパソコンに取り込めるので、どこでもいつでも手軽にできることで、創作意欲を邪魔しないみんなが待ち望んだ機能の向上だと思います。

MagSafeは高速充電に対応しており、0%から50%までを最速約30分で充電することが可能です。この高速充電をするためには、96W以上の充電器が必要となります。また、使用し始めて嬉しかったことがあり、付けやすさ、外しやすさはもちろんなのですが、

コードの素材がめちゃくちゃ気持ちいいんです

以前までのコードだと、持ち運ぶ時にまとめると、うまくまとまらず、確実にコードが痛む感じがあったのですが、今回のコードは持ち運びでまとめないといけない時など、曲がりすぎず柔軟で、肌触りもいい。言葉で伝えるのは難しいですが、充電器一つとっても私は感動しました

 

キーボードの性能向上・タッチバーの排除

今までは、キーボードの間がシルバーやグレイでしたが、見た目は黒に統一されて、打感も良くなり、今まで多くの人に不人気だったタッチバーが消えました。

私は動画編集をする際にタッチバーをたまに利用していましたが、無くなっても特に問題はありませんでした。多くの方の意見を聞くと、やはり喜んでいる方の声をよく耳にします。キーボードの変更で、私は指紋認証がとても反応が良くなったと感じました。今まではガラス素材だったせいか、時々反応しないことがあり、ロック状態からの解除で、ストレスを感じることがありましたが、このキーボードになってからはそのもどかしさも感じることは無くなりました。

 

熱の排出口が大きくなり、数も3つに増えました

今までは背面の部分に排熱口があったのですが、両側面と背面に設置され、このおかげで少しのファンの回転でもMacBook Proの中から熱が逃げる効率が上がりました。またファンも改良され、今までより50%も少ない力で効率よく熱を逃がせるようになっています。M1チップならではの熱が発生しにくい作りと相まって、膝の上にMacBook Proを置いて作業を続けても、熱くなりすぎるなんてことは余程の作業をしない限り起こり得ないでしょう。

 

ディスプレイも大きく変わりました。

まず、画面の大きさ。今までのモデルより最大で60%もベゼルが薄くなり、無駄なく大きな画面を味わえるようになりました。

 

Liquid Retina XDRディスプレイをMacBook Proシリーズで初めて搭載。バックライトの代わりに、mini led を搭載して、画面全体を一気に照らすのではなく、細かくエリアを分け個別に照らし出す技術が使われています。明るい色、暗い色を個別に照らし出す事により、さらに深い色合いを出せるようになっています。これは 約60万円もするApple Pro Display XDRに大きく迫るコントラストと輝度になっています。

次の写真をご覧ください。

比較できるように、今までのMacBook Proと、並べて写真を撮ってみました。今までのMacBook Proは少し白いもやがかかっているように見えますが、最新のMacBook Proは漆黒の黒が表現できてい流のがわかるかと思います。。

Extreme Dynamic Range

100万:1のコントラスト比

10,000個のミニLEDにより、

今までのMacBook Proの画面の明るさが、 

最大500ニトの輝度

から  

1,000ニトの持続輝度 

1,600ニトのピーク輝度

となりました。

これにより外で作業するときなど、明るい場所でも画面がはっきりと見えるようになっています。

また液晶には ProMotionという最大120Hzで画面を表示できる技術を採用。今までは60Hzでしたが、1秒間に120回も画面が書き変わっていることにより、今までより目に負担がかからなくなりぬるぬる動く液晶を体験できます。

 

 

スピーカーの機能も進化して、音がさらに綺麗になりました。

今までは4つのスピーカーで音を出していましたが、今回のMacBook Proは6つのスピーカーを搭載。特に低音域は最大80%広い音を出せるようになり、より力強く深い音が出るようになりました。

そして、6スピーカーシステムにより、空間オーディオを実現。先ほど紹介した、液晶の綺麗さと相まって、この1台のMacBook Proで、本当の映画館にいるような気分を味わえます。

今までの安いイヤフォンを直接耳につけるより、このスピーカーから流れてくる音の方が綺麗に聞こえるでしょう。

 

カメラの性能向上

720p から 1080pへ。

カメラセンサーも一段と大きくなり、暗い場所での撮影効率も2倍になりました。ライト一つで撮影してみましたが、その差は一目瞭然でした。リモート会議のためにわざわざWebカメラをつける必要はないと思います。

マイクに関しては、スタジオで録音したような品質で録音できると発表されていましたが、実は以前のMacBook Proからアップデートされていないようで、音質は変わっていませんでした。個人的にMacBook Proだけで動画の撮影なんかも出来るのではと思って期待していましたが、最低でもマイクは購入しないと、聞こえづらいと感じました。

 

ここまでは、外観からもわかるようなことに触れてきましたが、モンスタースペックの中身について触れていきたいと思います。

SSDの超高速化

7.4GB/sという恐ろしい数値が出ています。外部SSDで高速転送と謳っている商品がありますが、480MBで高速と言われているのに、その約15倍以上のスピードです。

動画の読み込みなど一瞬で完了してしまいます。ユニファンドメモリーと連携して、さまざまな読み込み書き込みが超高速で終わるので、パソコンの性能による待ち時間が大幅に少なくなりました。

ここでSSDに関連して、今囁かれている悪い噂があります。それは一部の外部SSDとの相性の悪さ。読み込み速度が2GB/Sなどと謳われている機種でも200MB/sなど、10/1程度しか転送速度が出ないものが複数確認されているようです。私が持っているバッファローのSSDはそこまで無かったのですが、I-O  DATEのHDDは書き込みが異常があるのか、ものすごく遅くなったり早くなったりとラグなのかバグなのか・・今のところ公式からの発表は特にないようです。m1チップの時同様、少しづつ改善していってくれれば良いなと思います。

 

そして何よりチップがまさにプロ仕様になりました。

M1チップでも十分に速くなっていた処理速度。それがM1 Proチップ。M1 MAXチップに変わりさらに処理が早くまさにモンスターマシンへと変わりました。

ここで先に伝えておきたいのが、M1プロチップの最低スペックだと、CPUはM1チップと同じ8コアなので変わらないかと思う方も多いと思います。ですがコアの中身が違います。

同じ8コアでも、今までのM1チップは

4つの高性能コアと4つの高効率コア

でできています。

一方、M1 Proチップの8コアは、

6つの高性能コアと2つの高効率コア

で構成されています。さらに10コアCPUの場合は、

8つの高性能コアと2つの高効率コア

で構成されています。

一見すると、コア数は同じですが、この高性能コアが増えたことで処理速度が上がっているのです。

しかし、処理速度が高くなった代償があります。それがバッテリー持ちの悪さです。

最大20時間駆動から、最大17時間駆動へとバッテリーの持ちが悪くなっています。

これは高効率コアが減った影響だと思われます。

最高の力を出すために必要だった電力は、M1 チップでは15Wで十分だった電力に対して、M1Pro,MAXチップでは28Wを必要とするようになりました

 

が、しかし、最近面白い話が出てきています。動画編集や画像編集などの、処理の重たい作業を同じ時間させると、プロチップやMAXチップの方がバッテリーが減らないとの噂が出てきました。報告の数がそんなに多くないので確実とは言えませんが、動画編集など重たい作業をする、私のような作業をする方には、嬉しい知らせです。これらの報告をいつもワクワクしながら調べて、このMacBook Proを買って良かったと毎日のように再確認するのが私の日課になっています。

 

GPUに関しては、M1チップと性能こそ変わりませんが、Proチップで最大16コア、MAXチップで最大32コアまで積むことが出来ます。私はM1 ProチップのGPU16コアを購入しました。このGPUというのは映像に関わる脳みそだと思って頂けるとわかりやすいと思います。多ければ多いほど画像処理能力が上がります。動画編集や画像処理をすることが多い方にとっては、これこそ待ち望んでいたものです。

 

この素晴らしいチップで、動画編集を体験してみましたが、編集時のプレビューの速さ、レンダリングの速さ、書き出しの速さは、m1プロチップでも感動を覚えるレベルに到達しています。特にアップル純正のFinal Cut Pro X では、今までの高性能パソコンと何ら変わりない、むしろ大きく超える数字を叩き出します。

YouTubeの動画で、瀬戸弘司さんが、300万円で購入したMAC PROの処理能力を、67万のMacBook Pro14インチに抜かれていました。瀬戸さんの編集すらこなしてしまうこのMacBook Proは間違いなくモンスターマシンと言い切れるでしょう。

 

このほかの検証では、ベンチマークスコアはMac Proの上位カスタムを除けばCPU速度最上位で、Intel Core9をカスタマイズした場合の4割高速な値を叩き出しています。

次の数字をご覧ください。

M1 7350

M1 Pro 12300

これはマルチスコアと言って、チップ全体のパワーのようなものなのですが、とにかく能力が高い。正直、私もこのスコアについては細かい話はわからないのですが、異常なのは、この能力の高さを電力供給されていない状態でも出せることが異常なのです。

普通はコンセントを刺して、電力供給しながらフルパワーを発揮するのですが、M1チップは、電力消費量を抑えて、持ち運べる状態にもかかわらず、このモンスター級のパワーを発揮します。インテル製のチップに比べると最大70%も少ない電力で力を発揮できるとなっています。

これは今までの高性能デスクトップパソコンを持ち歩いているようなもの。私は、デスクトップパソコンの購入を検討していましたが、アップルの発表を受け、これ1台に全てを託そうと思って購入しましたが、続々出てくる性能の高さ、プロとして活動している方々の驚きの声に、本当に買って良かったと胸を張って言えるようになっています。

なぜこんなに素晴らしいのか。実は1つ1つのCPU・GPU・メモリなどは、他社の商品でも優れているものがあるそうです。しかし、これら全てをApple社が作り上げ、それぞれに最良となる組み合わせをする事によって、この素晴らしい能力が出せるようになっています。個々ではなくチームとしてのパワーです。トラブルが起きた時なども、アップルに持っていけばすぐに解決してくれる安心感が、多くのユーザーを惹きつけている要因だと思います。

 

これからこの素晴らしいマシンを使って、さまざまな楽しい作品を作り出していきたいと思います!!

 

 

 

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