こんにちは、あきらです。

僕が個人事業主として働いていた時の経験をお伝えしていきたいなと思います。

サラリーマンとは違う、良いところ・悪いところ。ぜひご覧ください。

個人事業主とは

皆さんの多くの方が会社で働く社会人。雇われて働く労働者だと思います。

私も今は、会社勤めのサラリーマンです。

 

個人事業主(こじんじぎょうぬし)は、会社法人等の法人を設立せずに自ら営業を行っている自然人をいう。法人事業主と対になる概念である。(Wiki参照)

 

私が昔、飲食業に勤めていた時代に、友人から誘いがあり、ブラックな飲食業界に嫌気が差していたので、何も考えずに友人の誘いに乗り、個人事業主になることにしました。

僕の場合は、個人事業主と言っても大元があり、決められた商品をいろんな店舗を回ってお客さんに売っていくという塩干物販売の会社でした。歩合制に近いですが、確定申告で経費などを自分で管理していたので個人事業主だったことには間違いありません。

その中で良かったこと、悪かったこととは・・・

個人事業主の良いところ

頑張れば頑張っただけお金が増える

これがいちばん良いところですね。個人事業主になると、ある程度成功すれば会社員の2倍から3倍は収入アップを軽く目指せます。いざ現金が入ってくると、自分が働いた全てが報われた気になります。その仕事をしている時は、手元のお金が増えていくのがとても気持ち良かったです。

会社員の場合、どんなに忙しくても辛くてももらえる給料は一緒。昇給や年齢給なども微々たるものだと思います。

私の場合は、個人事業主をしていた21歳の時に、月80万の給料になったこともありました。

個人事業主にはやり方次第で本当に夢があります。

会社員と違って経費が使える

仕事で使うものや、同じ仕事仲間とのご飯(情報交換の場)、家の電気代や携帯代の一部、ガソリンなど、自分の仕事で少しでも使う場合は経費にできます。うまく仕事に結びつければ、いろいろなものが経費で買えます。

ただ、経費と言っても自分の売り上げの一部から購入しているので経費はタダになるわけではなく、節税対策の部分が大きいです。

会社員からすると経費って無料になる気がしますが、自分で買うので、

税金を引かれない分、3割引で購入している

ってイメージがわかりやすいですかね。

休みも自分で決められる

個人事業主は自分で休みも働く日も決められます働きたくなければ休めばいい

基本的に個人事業主は全て自分で決められます。長期休暇だって、なんだってあなたの思うままです。

ただ、会社員の頃とは違い、いざ自分で稼ぐようになると

私の場合は仕事が楽しくてどんどん仕事をしちゃってました。趣味に没頭する感覚と同じですね。

月80万稼いだ時は休みは1日も作りませんでした。ここは人それぞれでしょうね。

好きなことを仕事に

自分がやりたいことを、自分の思うようにできます。

上司に止められたりすることもなく、法に触れなければなんでもできる!!笑

とは言っても、お金にならないと生きていけないので、ある程度世の中の需要を考えて動かなければいけません。好きを共感してもらう努力が必要になってきますね。

個人事業主の悪いところ

給料が安定しない

個人事業主は働いたら働いた分だけ稼ぐ事はできますが、自分が動かなくなれば、1円も入ってきません

また、コロナのように、何か不測の事態が起こって売り上げが下がると、どんなにあがいても給料が減ってしまう。

リスクが会社員よりもろに直撃します。病気になっても怪我をしても、蓄えておかないと誰もかばってくれません。

完全な自己責任です。

クレジットカードやローンなどが組みにくい

これは、個人事業主となり法人化をして、よほど事業が大きくならないと

社会的な信用がとても低くなってしまいます。

クレジットカードやローンは信用の上でお金を借ります

安定した会社員とは違い、お金を貸す方も信用しにくいのが個人事業主です。

もし今から企業などを考えている方は、会社員の今のうちにクレジットカードやローンなどは組んでおいたほうがいいでしょう。

自分でやる気を持続させないと怠慢になりやすい

個人事業主はなんでもほぼ一人でこなします。経費、売上計算、営業、などなど・・いつも経理の方がやってくれることも全部自分にきます。正直めんどくさいことが多い

めんどくさいからサボっちゃおう!も簡単にできてしまうのですが、サボり出すとなかなか抜け出せなくなります。

今のままでいっか。このぐらいの給料でいいや。など、

現状維持しようとすると売上は落ちていくばかりで、改善を図らないと生き抜いていけません。

同じ自営業、フリーランスの仲間を見つけて、向上心を保つ努力をしましょう。

今の時代、TwitterYouTubeなどで同じ境遇の人が多いので発信がベストかなと思います。

超簡単。個人事業主の確定申告のやり方

私は2年度分個人事業主をしたのですが、私は面倒臭いのが嫌だったので、めちゃくちゃ簡単な方法で確定申告などを行いました。

売り上げに関しては、死ぬ気で頑張ってほぼ休みなく働きました。

そして、確定申告に関しては、優秀な税理士さんにお願いして、

大学ノートの見開きに、自分が購入したレシートや通帳のコピー(電話代などの引き落とし分)などをぜーーんぶ貼り付けて、あとは一年分の売り上げと仕入れを書いて渡すだけ。

僕の場合は、税理士さんに6万円ぐらいで引き受けてもらいましたが、1年間帳簿を書いたりすることもなく、レシート・領収書を貼り付けるだけなのでめちゃくちゃ楽でした。

自分で全部したほうが安くは済みますが、変な確定申告をすると、税務署からの確認電話などがきたり、脱税を疑われたりと面倒なこともないので、やっぱりプロに任すのが一番です。

僕は簿記の資格も持っているので、細かく書くことも可能ですが、それに使う時間があるならもっと事業のことを考えたいと当時はそう思っていました。

 

丸投げ最高です。笑

家族に止められてサラリーマンへ

最終的に僕は、会社員の道に戻りました。

無理をしすぎて、体が壊れかけて、車で事故も起こしてしまいました。

それぐらい夢中になっていたのですが、

これから結婚など考えたら、やはり安定したほうがいいのかも・・そう思ったのです。

それに家族も高給料とは言え、休みなく働き詰めの私を心配したのと、会社に属していなくて厚生年金、社会保険などが無いなど、将来のことを全くかんがえていなかった私を心配して猛烈に止められました。

その当時の私の考えの甘さもあり、猛反対を喰らいました。

その後、結婚をして子供も生まれ、確かに安定はしたのですが、2人目が生まれて思った事は、

収入は安定よりも必要かもしれない・・・そう今は思っています。

周りの大人は言う。安定した仕事をしろと。

安定など本当にあるのでしょうか?

会社員をしていても、体を壊せば最初の1、2年は保証もあるでしょう。しかしその先は?

会社が本当にあなたの定年まで雇ってくれますか?

TOYOTAで45歳以上が大量リストラされました。

今からの時代は終身雇用なんて生やさしい話は消えていくのです。

自分で生き抜く力をつけていかないと、老後に安定など求められません。

個人事業主、フリーランス、会社企業。

AIに今から仕事は奪われていきます。

生き抜く力をつけましょう。

私は前に・・未来に進んでいきたい。

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